予知者とは、マスター・オブ・マスター(以下 マスター)の弟子たちのことです。
彼らはマスターから「予知書の写し」をもらっています。
そのため、マスターと同様に未来の出来事を知ることができます。
予知者一覧
名前 | ユニオン | 使命 |
---|---|---|
イラ | ウニコルニス | 予知者のリーダーを務める |
アセッド | ウルスス | リーダーのサポート |
インヴィ | アングイス | 予知者の監視 |
グラウ | レオパルドス | 裏切り者を見つける |
アヴァ | ウルペウス | 「ダンデライオン」を組織する。 |
ルシュ | ーーー | 「マスターのキーブレード」「黒い箱」 を持って先の時代へ進む キーブレードを継承する |
予知書の最後の一節は、世界が闇に覆われることを示唆しています。彼らはこの予言を回避するべく行動します。
また、予知者ごとにマスターから「使命」が与えられています。彼らはこの「使命」したがって各々行動しています。
弟子の中で「ルシュ」のみが予知書を渡されていないです。これは、彼の使命が予知書の作成にかかわっているからです。
ユニオンとは?
ユニオンとは、予知者が率いる組織のことです。目的は光(LUX)を集めること。
・ユニオンのルール
- 他のユニオンと同盟禁止
- ユニオンのキーブレード使いの行動に関して、予知者は関与しない
ユニオン同士の同盟は禁止されています。「力の不均衡は闇を生む」というマスターの教えから、ユニオン同士の均衡を保つためのルールです。
2個目のルールに関しては、詳細が不明です。このルールのせいで、キーブレード使いたちは「罪」と呼ばれる闇の力を使っていました。
※ナイトメアチリシィによると「キーブレード使いが罪を使う」こともマスターの意思らしい
キーブレード戦争後、ユニオンはダンデライオンのユニオンリーダー5人に引き継がれます。
使命について
予知者ごとに与えられた使命について詳しく解説します。
イラ:予知者のリーダーになる
マスターはイラに、「自分は消えるかもしれない」ことを伝え、自分が消えた後のリーダーになるよう使命を与えます。
リーダーとしての具体的な行動は明かされませんでしたが、予知者が話し合うときは中心になったり、冷静に意見を分析したりとリーダーっぽい行動をとっている。
また、暴走したアセッドを赦すなど広い心をもっており、リーダーには適任だったと言えそう。
ただ、ロストページの存在を知ってからは冷静さがかけているようにも見えます。調和を守るためなら、リーダーとして当然の行動とも取れますね。
アセッド:リーダー(イラ)のサポート
アセッドにはリーダーのサポートを任せました。
マスターいわく、アセッドのようなタイプはリーダーよりも、補佐でこそ力を発揮するらしいです。
また、イラがリーダーを続けられなくなる(例えば、イラを信用できなくなった)ことがあれば、次のリーダーとして任されています。
インヴィ:予知者の監視
インヴィには、予知者全体の監視を任せました。
インヴィは監視内容をリーダーであるイラに報告していましたが、使命は「監視」なので「報告」する必要はありません。
このことがアセッドに知られてから、ユニオン同士の結託を疑われ、彼を暴走させる要因となってしまいました。
全体を気遣っての行動が裏目に出ている節が多く、なんとなく不憫というか損な役割というかかわいそうに見えます(個人の感想です)。
グラウ:裏切り者を見つける
予知者の中にいる”裏切り者“を見つけることが使命です。
予知者たちに渡された予知書の写しには、裏切り者に関する記述がありません。
ロストページ
予知書には「ロストページ」と呼ばれる欠落したページがあり、そこには「裏切り者」や「キーブレード戦争」について書かれています。
混乱を避けるため?なのかロストページはグウラにのみ渡され、彼に裏切り者を見つけるよう任せました。
ちなみに、マスターが予知者に異なる使命を与えた理由は、行動の変化から「裏切り者」を見つけやすくするためだとグウラは予想しています。
※グウラよ予想に対しマスターは「頭良すぎて嫌」と返していたので、図星だった模様
裏切り者についてある程度目星がついていたものの、結局止めることはできずキーブレード戦争は起きてしまいました。
アヴァ:「ダンデライオン」を組織する
ダンデライオンとは、キーブレード戦争に参加せず、生き残る組織です。未来に飛ばす希望の種という意味が込められています。
彼らが生き残ることにより、キーブレード使いの血筋をつなぐことができます。
※キーブレード戦争でほとんどのキーブレード使いが消滅する
ダンデライオンのメンバーはアヴァが選出しています。
ユニオンに関係なく、闇に飲まれない優秀なキーブレード使いをダンデライオンに加えました(間引きみたいですね…)。
ソラたちの世界がちゃんと再生しているのはダンデライオンのおかげかもしれませんね。
ルシュ:先の時代へ進む/キーブレードの継承
弟子の中で唯一予知書を渡されておらず、ユニオンも率いていません。
そのため、彼は予知者には含まれません。
彼の使命は、「マスターのキーブレード」「黒い箱」を持って、先の時代へ進むことです。
マスターのキーブレード
マスターのキーブレードは、マスターの目を用いて作られています。そのため、時期に関係なく、キーブレードで観たものマスターが知覚することができます。
ルシュが予知書を渡されなかったのはこのためです。
間接的にですが「予知書を作る」ことが使命なので、未来を知ってしまうとタイムパラドックスが起きてしまう可能性があります。
※予知書がすでに存在していることから、ルシュの使命は完遂が決定している
キーブレードの継承
マスターのキーブレードを継承させ、見守ることも彼の使命です。
継承する人物は、戦争後に生き残った「ダンデライオン」のリーダー5人の中から選びます(誰に継承されたかは不明)。
最終的に闇に傾倒したキーブレード使い「ゼアノート」へ受け継がれ、ルシュはある人物として近くで見守ります。
黒い箱
キングダムハーツで大きな謎の一つです。この黒い箱がキングダムハーツ4やその先で重要になってきそうです。
実態は謎に包まれており、マスターとルシュしか中身を知りません。
また、中身を聞いたルシュが驚いていた様子や、マスターの「サプラ~イズ」というセリフから、予想外のものが入ってそうです。
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