
↑ルシュっぽい人物の素顔が判明した、このシーンの人物について考察します
これらを知っている前提の記事です
キャラクター紹介
考察に入る前に、彼らの簡単な紹介をしておきます。
といっても、本記事はUx最終回を観た前提で執筆するので、基本的にスルーでokです。
ブレイン

ダンデライオン所属であり、世界崩壊後のキーブレード使いを導く”ユニオンリーダー”の1人
ユニオンリーダー編初期は帽子で目線が隠れており、かつリーダーの中で唯一素性が知れない人物だったので、正体についてかなり考察されていた(闇側の存在、グウラの正体など)
ストーリーが進むにつれて、彼は”闇に敗北する結末”を変えるべく行動していることがわかる。
最終局面ではエフェメラと協力し、ユニオンリーダー+αを箱舟で逃がすことを実行する。
しかしブレイン本人は、ルシュとの会話の後、行方が不明になっている。
エピローグではデイブレイクタウン崩壊後にスカラ・アド・カエルムへ逃げたことが判明しているが、箱舟を使っての移動なのか定かではない
ルシュ

マスター・オブ・マスター(以下 マスター)の6人の弟子の1人
他の弟子たちとは違い、唯一予知書を渡されなかった。その代わり、マスターのキーブレード(ルシュいわく”見つめる目”)と”黒い箱”を渡され、使命を与えられる
ルシュに与えれらえた使命は現状2つ判明している。その2つとは「”黒い箱”と共に先の時代へ進む」+「”見つめる目”を継承する」ことである。
キーブレードマスターの能力である「心を移し替える能力」を使い、器から器へ心を移し続けることで半永久的に生きることが可能。この力を使い先の時代へ進み続ける
キーブレード戦争により崩壊した世界にもしばらく留まっていた。そこでユニオンリーダーの行動を観察し、見つめる目の継承者を選別している。
最終回では、ブレインの前に突然現れ、「君の人生を一度で終わらせるのはもったいない」といいシーンが途切れる。
エピローグでは荒野(おそらくキーブレード戦争が起こる場所)に姿を現し「鍵が導く心のままに」を呟きフードを外す。その素顔はブレインにそっくりであり、大きな謎を残したままストーリーは終わる。
KH3にて、13機関のメンバーである”シグバール”はルシュであったことが判明。本人いわく「いろいろあって”ルシュ”だった体は捨てた」「中身は変わっていない」
ブレインとルシュの関係
ルシュとブレインは、お互いに認識はしていましたが、会ったことはありませんでした。
最終回で初めて会い、そこで自己紹介?をしています。
また、ルシュとブレインが同時に存在していることや、彼らが会話をしている様子や内容から、2人が同一人物である可能性はかなり低いです。
会話の内容

- “肉体を形成する媒介”と”移動した人物を記憶する者”について
- ルシュ「君は優秀だね。君の人生をこの一度で終わらせるのは惜しいよ。」
箱舟を使用した時間移動は”肉体を形成する媒介”と”移動した人物を記憶する者”が必要です。ルシュはこれらについて知っていたかブレインに問います
ブレインの答えは「多少…」「(それらを何とかするのが)人生を賭してなすべきこと」
対するルシュは「君の人生をこの一度で終わらせるのは惜しいよ」
このやり取りの後シーンが途切れ、二人がどうなったかわかりません。
時系列を整理
最終局面での2人の時系列を整理
ブレイン
- データ世界データ世界から現実世界へ
- 現実ラーリアム・エルレナ・ヴェントゥスを見送った
3人が箱舟に乗るのを見届ける
- ルシュが現れ会話
3人を見届けた直後、ルシュが現れ対話する。その後どうなった不明
- 現実(未来)スカラ・アド・カエルムへ
ここまでの経緯不明。世界崩壊から逃れ、未来へ移動している
ルシュ
- 現実闇との対話
闇の目的などについて対話したのち、戦う直前でシーンが途切れる
- 謎の人物を未来へ送る
ルシュいわく「真のダンデライオン」
正体は不明。ラーリアムの夢に現れたストレリチアに似ている
- ブレインのもとへ現れ、会話
ブレインのもとへ突然現れ、対話する。その後どうなったか不明
- 心を移し替え先の時代へ進んだ
KH3までの詳細は不明
シークレットレポートの通り、心を移し替え先の時代へ進んだと思われる
ルシュとブレインが対話した時期

ヴェントゥス・ラーリアム・エルレナを見送った直後です
会話の様子から、二人が初対面で会ったことがわかります
その後、エフェメラとスクルドが現実世界へ戻ってきた時には、二人とも姿を消しています
素顔が明かされた時期

このシーンから得られる情報として、次のようなものがあります
- キーブレードと黒い箱を持っている
- 世界が崩壊していない(ように見える)
・ルシュだった場合
ルシュがキーブレードを持っており(つまり”継承していない”)、世界が崩壊していないことから、このシーンはキーブレード戦争より前であることがわかります
ちなみに、このシーンはχBCのラストシーンとそっくりです
もし同一シーンならば、声からこの人物はルシュであることがわかります
・ブレインだった場合
ルシュとは逆にキーブレード戦争より後であると考えられます。
ブレインがキーブレード(見つめる目)を持っている理由は、ブレインから継承された以外考えられません。
時系列的にも、戦争前に見つめる目と接触したとは考えづらいです。そのため、キーブレード戦争後、もっと言えば、ルシュとブレインが接触した後である”世界崩壊後“と考えられます。
ブレインが未来へ行った時期

シグルドによれば、ブレインはデイブレイクタウン崩壊を逃れてここにやってきたとのこと(おそらく、予知書を見て知っていた)。つまり、崩壊直後に未来へ行ったと考えられます
ブレインがどうやって未来へ行ったか謎ですが、今回はとりあえず置いときます
考察

ルシュ説
ルシュがブレインの体を乗っ取った説
ルシュは体を移し替え先の時代へ進んでいます。そのため、最初の器としてブレインが選ばれ、ルシュに乗っ取られたという説です
もっともらしい説ですが、矛盾点が多く証明が難しくもあります。特に「ブレインは未来(スカラ・アド・カエルム)へ行っている」ことが、大きな矛盾点となってます。
ブレイン説
ルシュの役目をブレインが引き継いだ説
ブレインがルシュそのものになったという説です。何らかの理由でルシュの役目をブレインが引き継いだことになります
確かに「ルシュの顔=ブレインの顔」というのと「ブレインが自我を保っている」の2つの辻褄が合いますが、話が飛躍しすぎており納得には至らない説と感じます
キーブレード継承後のブレイン説
キーブレード継承後のブレインだったという説です。
現状、これが最有力かな?と個人的に思います。
あのシーンが、スカラ・アド・カエルムに到着した後に起きたと考えると、一応筋が通ります。
“スカラ・アド・カエルム → 荒野”のワールド間の移動も、異空の回廊があればできそうですしね。
ただ、ブレインがスカラ・アド・カエルムに到着した際に”黒い箱”がないことや、そもそも黒い箱は継承しちゃうの?という疑問もあるため、一概に筋が通るとは言い難いです。
第三者説
「AでもBでもなく、実はCでした。」という展開は世の中に多く存在します。もしかしたら今回もそのパターンに当てはまり、実は全然関係なさそうな人物が正体でしたという可能性もあるかもしれません(考えづらいですが)。
ただ、第三者になり得る人物が誰もいなく、考察の余地がありません。今後可能性が出てきた際に改めて追及していきたいと思います
結論
最有力は「キーブレード継承後のブレイン」(個人的な考えです)
ですが、どうしたって現状では説明不可能
あらゆる説を考えましたが、どれも矛盾点が明確にあり、到底納得できるものではありませんでした。
おそらく、現状の情報ではあえて推測不可能になっており、今後のキングダムハーツシリーズを進めていく中で明らかになっていくものと思われます(そりゃそうか)。
なんにせよ、今後新たな情報が出てきたら、また考察したいと思います。
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