キーブレード戦争とは、おとぎ話の時代に起きたキーブレード使い同士の戦争です。
過去の伝承では、光と闇のキーブレード使いの軍勢による戦争と言われています。
作中使われる言葉で、おとぎ話になるくらい昔の時代をさす(何百年前)。
本ページでは、キーブレード戦争にまつわる事柄を説明します。
なぜキーブレード戦争は起きた?
キーブレード戦争勃発の原因として、以下のようなものが考えられます
・ロストマスター(予知者)によって起きた
・裏切り者によって起きた
キングダムハーツを求めて起きた
かつて、光は目に見えないキングダムハーツの恩恵だと信じられてきました。
キングダムハーツを求めた結果戦争になってしまい、世界が滅びたという説です。
キングダムハーツの出現は禁忌
おとぎ話の時代では、キングダムハーツの出現は禁忌とされてました。
予知者の一人であるグラウは禁忌を破る(キングダムハーツの出現)ことにより、失踪したマスターオブマスターを呼び戻そうと計画してました。
これが関連しているのか、キーブレード戦争はキングダムハーツを求めて起きたと言われています。
ロストマスター(予知者)によって起きた
マスターオブマスターの6人の弟子「予知者」と呼ばれるキーブレードマスターがいました。
彼らはキーブレード戦争後行方をくらませたことから、ロストマスターと呼ばれています。
KH3冒頭の青年ゼアノートによると、キーブレード戦争はロストマスターによって引き起こされたことが語られています。
裏切者によって起きた
マスターオブマスターの言葉や黒いチリシィ(ナイトメア)から、予知者の中に裏切り者がいることが示唆されています。
予知者には、裏切り者によりキーブレード戦争が起こることが書かれていますが、実態は謎に包まれています。
そもそも、裏切り者がいることを知っていたのはマスターオブマスターとグラウのみです。彼は
キーブレード戦争の影響
・キングダムハーツの消失
・χブレードの消失
・世界の分裂
キーブレード墓場の誕生
KH BbSなどで登場した「キーブレード墓場」は、キーブレード戦争の跡地と言われています。
おびただしい数のキーブレードや、クレーターのようにへこんだ地面から、キーブレード戦争の激しさがうかがえます。
KH3のシークレットレポートで、戦争後に生き残ったキーブレード使いは、世界線を移動したことが記されています。
そのため、ソラたちの時代にあるキーブレード墓場が、本当にキーブレード戦争の跡地であるかは不明です。
キングダムハーツの消失
キーブレード戦争の影響により、キングダムハーツは闇に飲まれました。(経緯不明)
キングダムハーツは世界の心の集合体です。キングダムハーツが闇に飲まれた影響は、この時代の世界に大きな影響を与えました。
世界の分裂
おとぎ話の時代では、世界は1つに繋がっていました。
しかし、キーブレード戦争の影響で世界がバラバラに分かれてしまい、現在のような「ワールド」として孤立しました。
また、世界の壁も同時にできたと考えられ、もともと1つだった世界は行き来できないように…
χブレードの消失
キングダムハーツを開く唯一の鍵「χブレード」も消失しました。
χブレードは砕け散り、欠片となって存在を保っていました。
なぜ砕け散ったかは判明していませんが、χブレードと深く関わっている「キングダムハーツ」が闇に飲まれた影響であると考えられます。
キーブレード戦争後の世界再生
キーブレード戦争により、世界は多大なる影響を受けました。
このぐちゃぐちゃになった世界からソラたちの時代へ至るに、このような出来事があったとされてます。
・χブレードの欠片が「7つの光の意思」と「13の闇の意思」へ変貌
・世界(ワールド)の再生
セブンプリンセスの誕生
キーブレード戦争によって崩壊した世界は、子供たちの心に残っていた7つの光から再生したと言われています(カイリのおばあちゃんのおとぎ話)。
これが真実かはわかりませんが、その時の光の心を宿した少女が「セブンプリンセス」と呼ばれます。
セブンプリンセスは心が純粋な光のみで、カイリもセブンプリンセスの一人です
χブレードの欠片が「7つの光の意思」と「13の闇の意思」へ変貌
砕け散ったχブレードの欠片は、セブンプリンセスの誕生により「7つの光の意思」と「13の闇の意思」に変貌しました。
欠片同士の衝突により、χブレードは元の姿に戻ります。
ゼアノートが7の光と13の闇を衝突させようとしたのはこれが理由です。
※7つの光の意思がセブンプリンセスの影響だとして、13の闇の意思は何に影響を受けたのか判明していません。
世界の再生
セブンプリンセスとχブレードの変貌により、世界は少しづつ再生します。
世界はバラバラのままで、個々のワールドとして存在を保ちます。
再生のスピードはワールドによって違います。
ゼアノートの青年時代を描く「KH DarkRoad」では、再生が不完全な世界もありました。
※ソラたちの時代では再生が完了してそう
マスターオブマスターが語る「キーブレード戦争」
予知者の師であるマスターオブマスターいわく、「キーブレード戦争は自分が子供の時代から続いている」とされています。
そもそもキーブレード戦争とは「光」と「闇」の戦いであり、キーブレード使い同士の戦争はあくまでキーブレード戦争の一部だというのがマスターオブマスターの解釈です。
KH 3Dのキーワードグロッサリーにも、キーブレード戦争は光と闇の戦いという記述があるため、もしかしたらこちらが正しいのかも…
ただ、マスターオブマスターの言葉や挙動は真意が読めないため、嘘を言っている可能性も否めません。
今後のストーリーに注目していきましょう。
キーブレード戦争まとめ
おとぎ話に起きた大規模の戦争「キーブレード戦争」。
戦争の影響は、世界の在り方までも変えてしまうほど大きなものとなりました。
また、この戦争では多くのキーブレード使いが消滅し、現在のキーブレード使いの希少さにもつながっています。
あまり「死」という概念が登場しないキングダムハーツシリーズですが、やはり戦争となると悲劇的な結果になるんですね…
まだまだ謎がおおい「キーブレード戦争」ですが、本記事が少しでも皆さんの理解に繋がっていたらうれしい限りです。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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