ノーバディ化とは?
心を失った体が意思を持つこと
人の体は「心・体・魂」から構成されています。
ハートレス化などにより体から心が出てしまった場合、その体と魂は消滅してしまいます。
ところが、強い意思や心を持った人間が心を失った場合、消滅した体と魂が別の世界で復活し、ひとりでに動き出すことがあります。
この「消滅した体と魂が別の世界で復活すること」をノーバディ化と呼びます。
白くうねうねした見た目

ノーバディは白いデザインが多いです。
上の画像は「ダスク」といい、一般的なノーバディはこの見た目をしています。ハートレスの「シャドウ」のような存在です。
ハートレスが黒く野性的な見た目なのに対し、ノーバディは白く人間的な見た目をしています。
ノーバディには心が無い
ノーバディは心を失った体が動き出した存在です。そのため、ノーバディには心がありません。
ノーバディが感情的に見えるのは、人間のころの記憶を持っているからです。記憶をもとに動くため、感情があるように見えます。
稀に人間の姿で生まれる
さらに強い想いや心をもった人は、人間の姿のままノーバディとなる場合があります。人間の姿をしている分、感情表現が豊かに見えますが心はありません。
人間姿のノーバディで結成された組織が13機関です。
13機関がノーバディで結成された理由などは、キングダムハーツ Dream Drop Distance(通称:3D)で明かされます。
ノーバディから人間に戻るには?
もととなった心(ハートレス)と体(ノーバディ)を倒す
ノーバディから人間に戻る条件は以下の通り
- ハートレスから心を解放させる
- ノーバディの消滅
心(ハートレス)と体(ノーバディ)が解放され、再び1つになれば人間に戻れます。
ハートレスの場合「キーブレードで倒す」ことが条件でしたが、自爆で消滅したアクセルやリク=レプリカに倒されたゼクシオンが復活していることから、ノーバディはその必要が無いと思われます。
特殊なノーバディ化
ロクサス
ロクサスは、本体(ソラ)とノーバディ(ロクサス)が同時に存在する珍しい個体です
キングダムハーツ1でソラがハートレス化したときに誕生しました。
ソラが人間に戻るには「ソラ=ハートレス」「ロクサス」2つの消滅が必要です。しかし、ソラはカイリとの繋がりを辿ることにより条件を無視して人間に戻りました。
結果、本体とノーバディが同時に存在してしまうことになります。
ナミネ
ナミネはカイリのノーバディと言われています。
ロクサスと同時期に誕生しましたが、生まれるときに使われた素材が異なっています。
ナミネは”存在しないはず”のノーバディです。なぜならカイリは”セブンプリンセス”と呼ばれる存在だからです。
セブンプリンセスは心を失っても体が消滅しません。そのため、ノーバディ化という現象が有り得ないことになります。
ナミネが誕生したのは、カイリの心が”ソラの中”にあったからです(正確には”隠れてた”)。ソラがカイリの心を解放したとき、消滅したソラの体と魂を触媒にナミネは誕生しました。
そのため、ナミネはロクサスと同時期に生まれた「ソラのもう一人のノーバディ」と言えます。
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